もりとみずうみ

さみしさのやさしさ、いとしさについて。

ローレライに逢いに行った日

2024.01.31

私のローレライ*の歌を聴きに、ライブハウスまで。

*のこと→https://jardindelis.hatenablog.com/entry/2023/09/18/180802

 

あんまりにもステージが近くて、どうにかなってしまいそうだった。苦しかった。前から二列目は以前もあったし、インストのチェキやミーグリの握手のほうが至近距離ではあるけども、やっぱり私は歌っているときの彼が一番好きなので。ボーカリストだもの、そのときが一番蠱惑的で、魔性性が高まる。それをセンターの目と鼻の先の距離で全身に浴びてきた。

もうすっかり思考が混乱して中盤まで直視できなかったほど。汗も、呼吸音も、マイクオフの声も聴こえる、見える。

音楽に酔いしれ、音楽の物語へ私達を誘う彼の姿があんまりにも…なにか神様がかった美しさで、苦しくて溺れてしまいそうだった。

 

去年の夏から始まったストーリー仕立てのライブ構成、一回目は戸惑ったものの今回はもう慣らされているので純粋に楽しめたし、大好きな曲も聴けて、ライブでは初めて聴く新曲は雪の舞う演出が幻想的で本当によかった。

 

ライブ後のミートアンドグリートはこれまでと違ってお客のスマホで自撮りのかたちでツーショット撮影とのことで、ライブに来る前まですごく緊張していたのだけれど、至近距離でのライブパフォーマンスでかなり酩酊状態だったので、案じていたほど緊張はしなかった。

やっぱりアーティストしている彼の姿が一番私の胸を揺さぶってくるのだな…なんてふらふらしながら一緒にきてくれていた妹、娘と合流する。

 

今年最初の、世界で一番大好きなひとのライブ。満ち足りた夜だった。quelle belle nuit…!